暑さが年々厳しくなっている今、「クールリング(ネッククーラー)」は夏の必需品として注目されています。
私自身、薬剤師として健康管理を考える立場でありながら、日常的にもクールリングを使っている一人です。
今回は、薬剤師目線での効果解説と実際の使用感+おすすめ商品まで、リアルな情報をお届けします!
さらに、最後まで読んでくれたあなたには「しげナガ先生からの処方箋」つきなので、ぜひじっくり読んでいってくださいね🐦💊
クールリングとは?薬剤師の視点で解説
クールリングは、首にかける「冷却リング」タイプの熱中症対策グッズ。
最近は28℃以下で自然に凍る「PCM素材(相変化材料)」を使用したタイプが主流です。
特徴は以下の通り:
- 約28℃で自然に凍結(冷蔵庫不要)
- 首元の太い血管(頸動脈)を冷やして体温調整
- 結露しにくく、服が濡れない
- 軽量で繰り返し使える
医薬品ではないものの、**冷感刺激による「体温調節サポート」**としては十分に意味のあるアイテムです。
実際に使ってみたリアルな感想
私は現在、COOLOOP(クーループ)アイスネックリングを使用中です。
通勤やちょっとした外出の際に装着していますが、率直に言うと──
❄️「冷たいのは最初の10〜15分。あとは“ぬるひや”レベル。」
日陰や冷房のある環境ではもう少し長く冷たさが持続しますが、直射日光の中では15分ほどで体温と同化してしまう印象があります。
それでも、首元を冷やすことで体全体の不快感が和らぐという点では、心理的にも効果ありと感じています。
薬剤師的に見る「クールリング」の効果の限界
✅ メリット
- 首の血管冷却は、全身の体温上昇を抑えるのに合理的
- 結露しないため、肌荒れ・衣服の濡れも回避できる
- 水や氷が手に入りにくい状況で“応急的に使える”
⚠️ デメリット
- 長時間の冷却効果は期待できない(特に18℃タイプ以外)
- サイズが合わないと効果が激減
- 「つけてるから安心」は危険。補水や休憩が前提
薬剤師目線では、経口補水液や冷感タオルとセットで使うのが正解。
あくまで「補助的な冷却アイテム」として考えると納得感があります。
薬剤師おすすめのクールリング3選
ここからは実際に薬剤師として、実用性・成分・冷却力・使いやすさを総合的に評価したおすすめアイテムを紹介します。
①【SUO 28℃ ICE NECK RING】

\冷たさの持続力で選ぶならこれ!/
- 約28℃以下で自然凍結 → 冷蔵庫不要でもOK
- フィット感がありズレにくい
- 最後まで「ちゃんと冷たい」感が残る
💬レビュー:「他社製はぬるくなるのが早かったが、これは保冷性が段違い」
🧪薬剤師コメント:
ちょっと値は張るけど、「冷却力の持続性」を最も感じた製品。信頼できる品質です。
②【cicibella クールリング】

\価格重視派におすすめ!コスパ最強/
- 約398円と圧倒的に安価
- デザイン豊富で選ぶ楽しさあり
- 若干冷却持続力は弱め
🧪薬剤師コメント:
「ちょっと試してみたい」「家族分まとめ買いしたい」方にぴったり。軽めの冷感を求める方に◎。
③【COOLOOP アイスネックリング】★使用中!

【楽天市場】COOLOOPネックリング / M ブルー:介護・健康用品相談 吉縁
\自然凍結×デザイン性◎のバランス型/
- 約28℃凍結タイプ
- シンプルで仕事中にも使いやすい
- 実際に使用して感じた冷却時間:約15分がピーク
🧪薬剤師コメント:
私も現在愛用中!
見た目もすっきりしていて、外出や通勤にちょうどいい。
「ひんやり気持ちいい時間」は15分程度ですが、心理的にもリフレッシュできる効果あり。
効果を最大限にする!クールリングの使い方ポイント
- 首にフィットするサイズを選ぶ(緩いと密着せず効果半減)
- 冷房の効いた部屋で再冷却しながら使う
- 冷却が切れたら一度外し、首元を拭いてリセット
- 冷却スプレーやミストと併用すると体感温度が下がりやすい
🐦しげナガ先生からのひとこと処方箋
処方名:冷やすだけじゃ防げない熱中症対策
用法・用量:首にフィットするクールリング+こまめな水分補給+15分おきの休憩
効能:あなたの「倒れない夏」をサポートします🌿
副作用:つけたまま寝落ちすると、朝ぬるくてちょっと切ない気分になります。

まとめ
クールリングは「首元を手軽に冷やす」手段としては非常に優秀。
ただし、冷却時間は15分〜1時間程度と短く、過信は禁物です。
薬剤師としては、こうしたグッズに頼りきるのではなく──
**「水分」「塩分」「休憩」**との組み合わせを基本にすることをおすすめします。
とはいえ、快適に過ごすアイテムとしての価値は十分。
自分に合った一品を選んで、暑い夏をしっかり乗り切っていきましょう!
次回のしげナガ先生の処方箋は…?
▶︎ 「経口補水液とスポドリ、どっちが正解?」薬剤師が成分から解説!
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